<静岡の今> 「変わる中田島砂丘」  中村明弘

  「変わる中田島砂丘」  浜松市 

 

       全日写連関東本部委員 中村明弘  2018年4月30日 撮影

 

■撮影者コメント

 浜松まつりの凧揚げが行われることでも有名な中田島砂丘。日本三大砂丘の一つとも言われ、私たちの写真仲間で知らない人はない…、と思います。その砂丘に異変が起きています。「きれいな砂丘の写真を撮りに来たが、残念だった!」という報告などもインターネットで見かけます。

それは浜松市の沿岸域防潮整備事業が進み、砂丘の真ん中を高さ13メートルの津波対策用の堤防が横切っているからです。砂丘の美しさを求めてやって来た観光客が見たら、さぞがっかりするでしょう。しかし、津波の被害を受けるかもしれない人の立場に立ってみれば「砂丘に防潮堤も止む無し」ということなのでしょう。それにしても…です。

左の写真奥に砂山の壁が見えます。右の写真は、その出来てきた堤防に上る人たちです。時々、ダンプカーも通り抜けます。この坂を上りきると、眼下に海が臨めます。

撮影に出かけたのは連休前半の4月30日。「浜松まつり」の数日前。三々五々やって来る観光客。それに混ざって凧揚げの練習に来た町の人たちの姿もありました

 この工事は平成31年5月30日までとのことでした。完成した時には、元の「美しさ」とは少し違った新しい「美しい砂丘」の景色が見られるのではないかと期待しています。