「少子化進行」 沼津市内

神尾 一 2016年7月 撮影

■撮影者コメント

2013年には、静岡市が人口流出率で全国のワースト2、沼津市もそれに次いで人口流出が止まらない。この教室は山奥の分校ではなく、沼津駅から徒歩20分ほどの住宅街の小学校4年生のクラスの授業風景。毎年お世話になる孫とあと一人の短期入学者を除くと、4年生全員でも9名しかいない。地方創生、一億総活躍?その前に、女性が安心して出産、子育てが出来る環境作りが重要なのでは?

 
<関東本部委員より>

結婚しない若者と少子化が進む結果がこの教室のような有様となります。このことによる今の異常な人口構成はまさに国を挙げての大きな課題です。広い教室内での机の配置や児童の服装・持ち物などを見ると静岡の今というより日本の今ともいえると思います。

 

「少子化進行」 神尾 一