「迎え火」 沼津市内

神尾 一 2016年7月13日 撮影

■撮影者コメント

私の住む地域は7月盆。昼間は寺の住職が家に来て仏壇の前でお経をあげてくれた。今年はアメリカの孫達を読経の時から付き合わせ、夕刻、庭先で例年通りの迎え火を焚いたが、今年は彼らに火を着けさせ、『亡くなった人の魂が、迷わず家に来られるように、灯台みたいなもんさ。』と、説明したが、初めての体験に不思議そうな顔をして揺らめく炎を見つめていた。

 「迎え火」 神尾 一