「どんどん焼き」 伊豆の国市御門

遠藤 啓 2017年1月8日 撮影

■撮影者コメント

8日、早朝6時に点火。「パチ、パチ」と、大きな音を立て、炎と火の粉が暗い夜空を真っ赤に照らす。

銀紙に団子やソーセジ、そして、もち、さつま芋などを包んで竹の先端に刺し、炭火になった「おき」で焼き始めるが、時折火の粉が空に舞い上がり、歓声が沸く。

炎で顔が火照り、寒さを忘れて大人も子供も楽しい時間が7時頃まで続き、今年のどんどん焼きが無事に終える。帰る頃は富士山も良く見える。

 どんどん焼きの行事も時代の流れか、地域に寄っては場所の問題や煙や灰の苦情。それに参加する子どもたちや、準備する大人も毎年少なくなり、昨今中止をする地域もある様です。

 どんどん焼きで焼いた団子を食べると風邪をひかないとの言い伝えがあるそうです。何時までも残したい行事だと思いますが、時代の流れで致し方ないのでしょうか?

伊豆の国市御門地区は、どんどん焼きの場所になる「田んぼ」の提供者をはじめ、消防や地区の皆の協力で毎年続いています。盛大とまでは言えませんが、子供会を中心にそれなりに楽しく続いています。

「どんどん焼き」  遠藤 啓