「下田  お吉まつり 」 下田市

竹之内範明 2017年3月27日 撮影

■撮影者コメント

幕末から明治にかけての悲劇の女性「唐人お吉」を偲んで、毎年327日に下田市で「お吉まつり」が開かれる。この日は必ずと言ってよいほど雨が降るといわれ、今年も小雨がぱらつく中、身を投げたといわれる稲生沢川のお吉が淵で供養祭が行われた。奉行所の命で初代アメリカ総領事ハリスに仕えた下田の売れっ子芸者お吉の晩年は世間に疎まれ、さみしいものであったという。供養祭では、下田のきれいどころがタライ一杯の花を手向けていた。

 「下田 お吉まつり 」  竹之内範明