アルバレス・ブラボ写真展
メキシコ、静かなる光と時
静岡市美術館で「写真展」が開かれるのは、今回が初めてです。
2017年4月8日(土)~5月28日(日)
静岡市美術館
開館時間:10:00~19:00
(休館日:毎週月曜日 ただし、5月1日は臨時開館)
◎全国巡回の最終会場です。100年を生きた写真家の足跡を辿ってみましょう。私たちアマチュアの写真家にとっても、自身の「これまでと、これから」を探る絶好の機会になるのではと思い、ここにご紹介させていただきます。
全日写連関東本部副委員お二人の感想も同時にご紹介します。
・駅前の葵タワー3Fにある静岡市美術館にて、「アルバレス・ブラボ写真展」―メキシコ、静かなる光と時―を見てきました。 1920年~1997年に撮影された192点のモノクロプリントです。
ゼラチン・シルバーのオリジナルプリントなため照明はかなり暗いです。会場内にある写真集と比較しながら鑑賞するのも手です。
またスナップ写真の狙いとか、年代順に展示された作品を見ると写真作品の歴史と云うか、変遷を垣間見る事も出来ます。 ( 県本部事務局長 藤田寛司 )
・県本部の仕事の帰り美術館へ立ち寄ってみてまいりました。
街の風景写真やリュウゼツランの写真よりも、人々のスナップが良いなと感じました。ただ、先日クレマチスの丘の、ビッフェ美術館で見た”ドア・ノア”の写真に比べると、迫力が無いようにも感じました。
面白かったのは、「アルバレス・ブラボ写真展」のキャプションの中にも、フランスのウジェーヌ・アジェの事が書かれており、私も故・伊藤英明さんに「神尾さんも読んだ方がいいよ!」と、言われて早速購入して読んでみましたが、今一理解できません。先日も知り合いの美術の先生と話して居たら、やはり「ウジェーヌ・アジェ」に話が及び、写真のみならず絵画の世界にも知られて居るんだ、と改めて自分の無知を恥じている次第です。
それにしても、アルバレス・ブラボの写真も素晴らしく、素晴らしい写真というのは時を経ても色あせないものだと改めて痛感させられました。 ( 県本部会計監査 神尾 一 )