「神ころばしと七十五膳」 藤枝市岡部町 若宮八幡宮
吉川正宏 2017年 9月10日 撮影
■撮影者コメント
ここ若宮八幡宮は千年くらい前にこの地に祀られたと言われ、3年に一度「神ころばしと七十五膳」という神事が行われます。
七十五膳(しちじゅうごぜん)とは神前に供える沢山の神饌のことをいいます。朝比奈川で身を清めた若者30~40人がいくつかの御膳を練り廻しながら神前に供えます。また村の古参者をむしろでくるみ揉み合いながら引き回し境内で全員そろって転びます。このむしろも拝殿前に献上します。
写真はむしろに包まれた長老が若者たちと境内を練り歩いている様子です。地元密着の熱気あふれる素晴らしいお祭りでした。
「神ころばしと七十五膳」 吉川正宏