「春を寿ぐ」 沼津市内
神尾 一 2019年1月3日 撮影
■撮影者コメント
暖かい日差しの中、近くの小さな神社で恒例の『歳旦祭』が執り行われていた。神社の規模は小さいが、数百年受け継がれてきた神社だそうで、普段は閉じられたままの扉は、秋祭りと、初詣、歳旦祭の時だけ開かれる。小さな賽銭箱の中にはいくばくかのお金が入って居るので、地元の人の何人かは折々にここへ通って来ているのだろう。
氏子の数も少ないだろうが、狭い部屋の中に町内の人々が並んで神主さんのお祓いを受け、柏手を打って拝礼。手作り感が強くて、何ともホッコリする地元密着型の正月行事である。