「 緑の光線 」 戸田 典子

選評 : 全日写連関東本部委員 山本 敦美

木立の中をこちらに向ってくる親子。 そこへ降り注ぐ柔らかい光が水面に映って、緑の木々の葉と共にいい雰囲気を出しています。 2枚目は、緑の草原に若い二人が寝転がって青春を謳歌しています。 左下の木の枝、左上の立木の幹、そして右上の芝生の切れ目、これらをちょっと入れたことで構図が安定しました。バランスがいいです。 3枚目は神社の境内に山吹の花を見せて、緑一色から変化をみせています。 こんな3枚を「緑の光線」と名付けて、とてもいい作品に仕上げました。