「変異型・ハロウィン」 沼津市

       神尾 一  2021年10月27日 撮影

■撮影者コメント
 通っているジムでは、早々と10月の初めころから、入り口付近にハロゥイン用のカボチャの飾りが置かれていたが、街中では昨年同様あまり見掛けない。10年程前にボストンを訪れた時には、孫達も5,6歳で、車で2,3時間かけて出かけた、セーラムと言う町で、悪魔や、魔女の様に仮装した大人達の大規模なパレードを見たし、帰りには農場によって10kg以上も有る大きなカボチャを2,3個購入して中身をくり抜き、目や、口等を彫るのを手伝わされた。夜には近くの家々を孫達のお供で訪れ、孫達は、『お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!』てな事を言って、持参した籠に沢山のクッキーや、チョコレートなどの菓子類を貰って家に帰ると、嬉しそうに分けていた。コロナ禍のハロウィンも2年目を迎え、大型の商業施設を訪れてみると、密や、接触を避けれる為か広場の一角に記念写真を撮るコーナーが設けられて、立体的なカボチャのランタンではなく、魔女?を描いた幕や、距離を置いたその少し前にはカボチャやお化けの顔を描いた、子供達が顔を出す飾りが置いてあった。しかし、やはりカボチャでないと駄目らしく、だれ一人写真を撮る親子連れは来なかった。日本式ハロウィンもコロナには太刀打ちできずと言うことか?娘に聞いてみたら、『あんなのは、小学生のお楽しみで、うちの子達は10歳で卒業したよ!』と、笑われた。渋谷の狂乱騒ぎは、アメリカ人の小学生以下という事か・・・