「畑に霜」 賀茂郡 河津町

   澤口 善直  2021年12月27日 撮影

■撮影者コメント
 12月27日 天気快晴
雲一つなく、どこまでも透明でクリアな青空。
その為、放射冷却により、畑に霜が降りた。
遅く植えたジャガイモの枝葉が凍ってしまってこんな状態になった。
地中のジャガイモはまだ未成熟であろう。
江戸時代だったら、飢饉となっていたかも知れない。
川崎から河津町に移住して5年、初めての経験である。
都会では考えられない体験。
川崎の生活では気候変動など感じず、24時間コンビニの電気は明るかった。
今回の体験で、私は自然の脅威の中で生きているのだな と実感させられた。
 最近SDGsが提唱され、持続可能な社会の実現が必須と言われている。
生活に追われて働いていた川崎での生活では
自然の“力”が限界に近づいているという実感は持てなかった。
 長く続いた猛暑、とても短い秋、急に大雪のニュース。
昔の気候と全然違う、何かが変だ。
このまま資源の浪費を続けていて大丈夫なのだろうか。
私でも心配になる。
・・いつの間にか・・ <もう幾つ寝るとお正月♪>となった。