「花手水(はなちょうず)」 富士市 吉原

        渡邊修一郎  2022年6月11日 撮影

◆撮影者コメント
 3年ぶりの吉原宿の祇園祭の今年の主役。華やかな祭りの雰囲気と、季節を彩る美しい花々。元々は2021年のコロナで中止となった神輿や、山車の代わりに、市内の、使用中止となった手水を活用して市内六社を参拝して貰おうと、市内の生花店3店舗が分担して、各花屋の特徴を生かした飾りつけを始めたと言う新しい催し物である。いかにも日本の初夏を代表するような光景で、このお祭りに掛ける町の人達の情熱、或いは自分達の生きる地域に対する深い愛情の様なものが感じられ社会と人との深い絆が見て取れる。
 新しく生まれたばかりのこの試みが、これからも長く引き継いで行って貰いたいと感じた。