「のれん」  辻村 光裕

選評 : 全日写連関東本部副委員  鈴木 文雄

 のれんを潜る女性の後ろ姿、真っ赤な花の百日紅、後ろ足のつま先の様子は何となく色気を感じる。 のれんの先に何があるのか? 素晴らしい景色か、いずれにしても華やかなのれんの先は多分楽しいことが待っているように感じる作品である。