「桃の節句」沼津市内 

    神尾 一  2023年2月15日 撮影

■撮影者コメント
 昨年は、ロシアのウクライナ侵攻やコロナ騒動で段飾り雛を飾る気力も失せて物置にしまったままだったが、今年は在京の息子の娘も2歳になり、今後の事も考えて大雪警報の中を沼津に呼び寄せて飾りつけの手順を伝授する事とした。肝心のこのお雛様の持ち主は遠いボストンに住んで居り、この40年間で拝めたのは18回位だろうか。どの人形がどの道具を持つかもあやふやになってしまったが、半日近く掛かって何とか飾りつけを終えほっと一安心。孫娘は喜んで周りを走り回り、作業の邪魔なのでお雛様に上げたお菓子を食べさせたり、あやしたりで疲れ果てたが、やはりぼんぼりを灯した段飾りのお雛様は華やかで、家の中が急に明るくなった様な気がした。翌日娘と話したら、この息子が、昔、飾りつけの最中にこの飾り段に登って大騒動だったと、言うのを聞き、時の流れの速さにびっくりした。