「出逢い」    小林 一久

選評:関東本部副委員          鈴木 文雄

シルエットの女性が横を向き何となく意味深げな作品です。階段と横の手摺が光り柱の角も光って場面にアクセントを付けています。一見これだけかなと思いよく見ると柱の陰に男性の半身がいます。題名の意味が分かりました。陰に隠れた男性とこの女性はどんな関係なのか考えてしまいます。