「天空への夢」 野崎三郎
選評 : 神尾一(支部選評担当)
超広角レンズの使い方がうまい作品である。大きな鳥居の様にも見えるが、箱根山麓に架かるスカイウォークであろう。通常は横に回り込んで橋のアーチの形の美しさや、渓谷をまたぐ雄大さの方に目が行ってしまい、横からの写真が多いが、作者は敢えて正面からこの建造物の美しさや、壮大さを表現しており、他者とは一味違う視点の作品として評価出来る。又、点景人物の大きさや,位置も丁度よく、より雄大なスケール感を増幅している。右側の空のブルーはややレタッチし過ぎの感もあるが、シンメトリックな近代的風景写真と言えるであろう。

