「白いキャンバス」 沼津市内

       神尾一  2026年5月30日撮影

■撮影者コメント
 沼津市は静岡市同様に、東海道線によって商店街が南北に分断され、駅北側は学校群を中心とした“学園通り”がメインであった。しかし、昨今の少子化や、人口減少に伴いここ数年は駅北商店街の活性化が最大の課題であった。特にイトーヨーカドウが2021年8月に撤退してからその跡地は5年間以上白い遮蔽版に囲まれ、何とも寂しい光景が広がっていたが、最近この広大な空き地を囲む真っ白な遮蔽版(塀)に色々面白い絵が描かれるようになり、行きかう人々の目を楽しませている。2027年夏頃にここへのイオンモール建設が決まった事による工事の開始がきっかけのようである。絵の作者さん達はプロの絵描きさんから無名の作家さんや学校の美術部の人達まで様々だが、かつてこの辺りに有った商店の紹介や逸話を書き添えて大きな絵画で描いて居り、あたかも“静岡の今”ならぬ、『昔の沼津』、という趣で道行く人達を楽しませている。