「孫たちと花見」 望月孝男

選評 : 関東本部委員 横田正大

手作りのお弁当を孫に食べさせる誇らしげなおばあちゃんの「どや顔!」に「あっぱれ」です。得意満面な顔がすべてを語っています。

これほどの笑顔は、なかなか撮れません。それに対して、孫たちは一緒に大喜びする風でもなく表情が微妙なところが又いい。飽食の時代、食べ物にあまりありがたみを感じない時代を象徴しているようにも思えます。

「孫たちと花見」 望月孝男