秋季大撮影会 審査終わる

 
◆11月2日実施の 「大道芸の街を撮ろう」撮影会コンテスト
 
12月17日(日本列島が寒さに震えた日)、東京築地の朝日新聞本社にて、ハービー・山口先生による審査が行われました。
ハービー氏は、お気に入りのジャンバー姿(英国製・・・)で登場。
しばらく雑談の後、一気に審査に入られました。
 
11月2日の撮影会当日は天候が悪く、参加者は昨年の6割程度の78人。(支部会員68人、個人会員4人、一般6人) 応募者は67人。応募率は86%(例年と変わらず)。応募枚数は、434枚。(昨年は823枚)
私たちにとってはちょと応募枚数が少なかったかなという思いでしたが、ハービー氏からは、「ああ、こんなにあるじゃないですか・・・。」と、作品の山をご覧になって一言。
 
審査は、応募者一人一人の作品を一枚ずつ見ながら、A、B、Cの三つの山に分けていかれる。これは、ハービー氏の審査のやり方なのだろう。Aは、もう文句なしに「「よい」ということらしい。
そんな風にして、一気に第一次審査を終えられれて一息。「やはり、個性的な見方のあるものがいいですね。」といくつか作品を手ににこやかに話される。パホーマーだけを捉えたものは、それがどんなにきれいに撮れていても、作者のオリジナリティーは弱いということなのだろう・・・。そんなことを、ハービー氏の審査から感じました。
審査終了後、講評の依頼をすると、「原稿用紙はありませんか?あればこの場で書きますよ。」ということだった。本部事務局の松井さんが原稿用紙を取りにいかれた間、ハービー氏からは、もっぱら「ライカ」の話。
さて、原稿用紙が届くとハービー氏、一気に書き始める。わたしと委員長は、そのお邪魔をしてはいけないと部屋から外へ…。しばらくして戻ってみると、出来上がり…と。
入賞者のみなさんには、数日中にお知らせできると思います。しばらくお待ちください。尚、入賞通知をお送りするとき、「新春写真講座」のご案内も同封します。表彰式は来春、1月25日の新春写真講座と同日になりますので、こちらにも、ぜひご参加ください。ただし、講座は、60名限定の土田ヒロミ氏による「写真ワークショップ」です。既にかなりのお申し込みを受けています。定員に限りがありますので、お早めに、お申し込みください。
(事務局 中村明弘)

 審査を終えられて  ハービー 山口氏 (撮影:中村明弘)