平成27年度 全日本写真連盟静岡県本部委員会「総会」が開かれました。

報告 ( 事務局長 : 藤田寛司 ) 今年度の定時総会は、役員と委員、39名が参加して4月26日(日)に朝日新聞静岡総局の会議室で行われました。本年は改選の年に当たり、これまで3期6年にわたって委員長を務められた中村勝利氏に代わって新委員長に中村明弘氏が選ばれました。氏は、みなさんご存知のように、6年間事務局長を務めてこられました。これまでの事務局長の仕事を活かし、大いに活躍を期待されるところであります。 中村明弘新委員長から今年度の活動に向けての次のような願いが話されました。

「県本部創設60年、静岡県写真展60回の記念すべき年に委員長を仰せつかりました。よろしくお願いいたします。写真は一人でももちろん楽しくやれるでしょう。しかし、私たちは『会員仲間の存在の大きさ』を知っています。互いに励まし合い、刺激し合って、よりよい写真活動を作ってきました。今、全国的に会員が減少傾向にあることを考えた時、会員であることのメリットを呼びかけ、新人を増やしていくこと、現会員にはそのお一人お一人の願いを大事にして支部活動を作っていくことが大事だと思います。そういう意味でも支部長さんは大いにリーダー性を発揮していただきたいと思います。

また、静岡は『写真王国』と言われてきましたが、そこには多くの先輩の輝かしい活躍があったことを忘れてはならないと思います。県展の審査だけでも11回もやっていただいている土田ヒロミ氏は、2001年の第46回県展の講評の中で

『昨今のネイチャー写真ブームの中で、美しい癒しの世界(風景や花)へ向かう流れが他では多い中で、より積極的に他者の世界と交換し、新しい世界を切り開こうとするヴィヴィットな撮影姿勢がこの公募展には感じられる。そんな積極的な姿勢が高いレベルの作品を生みだす力になっている。』と語られています。

  私たちは多くの先輩が築き上げてきた伝統を大切にしながら、「写真王国静岡」の誇りを持って、堂々と写真活動をしていこうではありませんか。」

 

尚、新事務局長には、藤田が任命され就任いたしました。まだヨチヨチ歩きの私ですが、皆さんの写真活動に少しでも貢献できればと、頑張ってまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

最後に総会で確認された平成27年度の静岡県本部事業計画について、抜粋して報告させていただきます。平成27年度静岡県本部事業計画(1) 第60回静岡県写真展・募集期間 : 7月1日(水)~15日(水) <昨年は、7月15日~31日でした。・審査員: 土田ヒロミ先生・準備・設営: 9月8日(火)9:30~ 実行委員会、他 展覧会 静岡市清水文化会館マリナート・ギャラリー

9月8日(火)~9月13日(日)6日間・表彰式・片付け 9月13日(日)14:00~

・60回記念特別企画 ・審査員「土田ヒロミ」賞の設置(各部門1名、計3名)

・最終日の表彰式前に「土田先生による入賞作品講評」※

※詳細については後日HP等にてご案内いたします。

(2) 秋季県本部大撮影会・期日: 11月8(日)「よさこい東海道」(沼津市内)・担当支部: (東部) 沼津支部 (3)新春写真講座

・期日: 平成28年1月予定

・講師・内容: 土田ヒロミ氏による写真ワークショップ

(4) デジタルフォト講座

・各支部は支部独自の「デジタル講習会」を年に一回は実施してほしい。要望があれば、講師は県本部より派遣。(講師料などは県本部が負担) 問い合わせは県本部まで。

(5)県本部ホームページの充実・拡大

・「静岡の今」(仮題)のコーナーを作り、広く、「今」を記録していきたい。朝日新聞静岡総局の協力を得て、朝日新聞に「静岡の今」欄を作っていただき、新聞紙上にも発表。

 

(以上)

本部役員と委員のみなさん     (撮影:鈴木文雄 3枚とも)

挨拶される西山良太郎本部長