■報告

2015年度関東本部総会

(朝日新聞東京本社にて) 県本部委員長 中村明弘

去る5月26日、関東本部に所属する北海道から静岡県まで(18道都県)の関東本部委員、同副委員が集まり、今年度の「関東本部総会」が開かれました。

静岡県からは、関東本部委員の柴山健一、薩川高宏、中村明弘、山本敦美(新任)、同副委員の藤田寛司、鈴木文雄、加藤利光、神尾一(新任)の8名が参加しました。

総会の始まる前に二つの講演がありました。

一つは、「香川県本部の取り組み」と題して香川県委員長の大林清氏から、「カメラ女子のためのテーブルフォト教室」「デジタル初心者教室」「四国のご当地富士山写真コンテスト」などの事業を通して会員を増やしていったという報告がありました。

もう一つの講演は、フォトジャーナリスト安田菜津記(やすだなつき)さんの「写真で伝える“世界”そして”東北“の今」。

カンボジアを中心に東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を続けてきた彼女は、「写真では直接人の命を助けることはできない。では、なぜ自分は写真を・・・」という疑問にぶつかる。そしてその答えを見つけ出そうと写真に向かっていく。そういう彼女の姿に大変感動しました。

総会では、まず田沼武能会長から「ただ歳を取って爺さんばあさんになるのではなく、いつまでもフレッシュな感覚、感性を持ち続けてほしい。」というお話や「全日写連会員の減少は止まった。」という旨のお話がありました。

引き続いて関東本部長の山之上玲子氏から新任の各県本部委員長、関東本部委員、同副委員に委嘱状が渡されました。

議事に入り、昨年度の活動報告と会計報告、さらに今年度の活動計画、予算案が順調に承認されていきました。

総会終了後、懇親会が行われ、静岡から参加した8名も、それぞれにたくさんの参加者と交流することができました。ご病気が心配されていた木村恵一氏も車椅子で参加。薩川さんとなつかしそうに握手する笑顔が印象的でした。私(中村)は、総本部事務局長の勝又ひろし氏(1年前までアサヒカメラの編集長だった)とは、同郷(静岡市)ということで、意気投合、話も大いに盛り上がりました。

私たち関東本部委員、同副委員も、その役割を果たすべく、この一年がんばります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

今年度、関東本部委員、同副委員に委嘱された方を改めて以下、紹介します。(任期は一年です。)

<関東本部委員>

柴山健一、畠 仁史、薩川高宏、中村勝利、中村明弘、山本敦美(新任)

<関東本部副委員>

外記省吾、納富正水、工島 勇、山田 康、鈴木文雄、大石薫、藤田寛司、加藤利光

伊藤末大、横井 守(新任)、神尾 一(新任)

総会に先立ってフォトジャーナリスト安田氏の講演が行われた。

挨拶する田沼委員長(左へ、勝又総本部事務局長、谷田川関東本部委員長、吉井関東本部事務局長、