目覚めの街 「まな板の音」 富士宮市大宮町

外記省吾 2014年6月15日撮影

■撮影者コメント

かつては、どこの路地からも聞こえてきたまな板を叩く音。そんな庶民の生活のリズムを記録したくてカメラを向けました。

<関東本部委員より>

路地に差し込む光。路地の匂い、そして聞こえてくる「まな板の音」。何か切ないまでの郷愁を感じさせます。一つのシリーズとして、まとめてください。そこから見えてくるもの、まさしく、それが「今」なのでしょうね。 

(県本部 中村明弘より)

「目覚めの街」・・・・、外記さんのテーマの一つなのですね。こうやってテーマを持って撮影を続けていくことができたら、写真活動は、広がりますね。大いに学びたいものです。

県展審査もしてくださっている土田ヒロミ氏が新春写真講座で語られることも、それに通じることだと思います。30枚、40枚の写真をまとめてみること、それで個展などに挑戦すること。そんな道のあることも土田先生は教えてくれています。

目覚めの街 「まな板の音」 外記省吾