秋季大撮影会・・・

さて、何を撮ろうかな?

参考作品の紹介

ちょうど10年前の2005年(平成17年)、秋季大撮影会は、今回と同じ沼津の「よさこい東海道」を被写体にして行われました。その年は全日写連静岡県本部創立50周年記念ということで、審査委員には田沼武能先生(当時、全日写連会長)をお願いしました。

先日、県本部の前委員長中村勝利(関東本部委員)さんから、当時のお話をたくさんお聞きすることができました。そこで、参考になる作品はないものかと尋ねたところ、ちょうど上位の作品を持っているとのことでしたので、このHPに紹介していただくことになりました。

さて、今回(118日)の「よさこい東海道」、どんな写真が撮れるのだろうか、どう撮ったらいいのかな、撮れるだろうか…、とお悩みの方には朗報です。

前委員長の解説と共にぜひ、参考になさってください。ただし、こういう写真を撮ればいいのかと思われても、審査員の先生は別な方(宮嶋康彦先生)ですし、選ばれる写真の傾向は全く違うものであったりすることは当然です。ただ、前委員長が紹介してくださったこれらの写真の持つ意味をぜひ探ってみてください。そして、118日、ご自分の、「これだ!」と思った写真を撮って、撮って、撮りまくってください。 (県本部委員長 中村明弘)

作品解説 <関東本部委員 中村勝利>

グランプリ 「よさこい母と子」玉舟祥子

(※創立50周年記念ということで、優秀賞の上にこの賞がありました。)

一心不乱に踊る母の羽織の裾をしっかりつかんで振り回されそうな女の子。大会で踊る母と子の絆がほのぼの表現された見事な写真です。

最優秀賞 「パグ犬の休日」久保山佳明

狩野川の土手にあおむけに寝そべる飼い主の腹の上に載ったパグ犬がこちらを見ている。実に清々しい州の日。対岸でよさこいの演舞、手前のカヌーと、見せ場を作り、まさにこの一枚である。

特撰 「脚線美」吉田瀧次郎

審査してくれた田沼会長も意表を突かれて「これはいい」と女衆のお色気を選んだ。休憩の一場面を巧く捉えている。

「よさこい母と子」 玉舟祥子

「パグ犬の休日」 久保山佳明