「誰がために」 渡邉修一郎

 
 まさにタイトル通り、廃車となったトラック(しかも宅急便の!)がうち捨てられた山裾の荒れ野に、数本の鯉のぼりという奇妙な光景。フラットな光で、特に凝った画面づくりをせずに?ただ撮っただけ?という感じで撮ったのは正解。この方が、かえって眼に焼き付く。