「ジョギング」 大石 洋

選評 : 全日写連関東本部委員 山本 敦美

海岸通りの車が通らない広い道路を一人の男の人が走っている。それだけでは平凡な写真だが、、作者はモノクロの良さを生かして、空の濃淡、雲の手前のアウトフォーカスの枯れ草を入れ、ネコジャラシをほんのり見せて科の場の雰囲気をよく表わしている。 光と影の使い方が秀逸である。

「ジョギング」  大石 洋