「アニメ効果で人口増加?」 沼津市内

       神尾 一  2020年12月6日 撮影

■撮影者コメント
 2019年一月に投稿した、『アニメで街おこし』の続編である。当時は、市内駅前大通の商店街に、可愛い9人の女の子たちのアニメのフラッグや、巨大なポスターが多数見られ、『何だろう?』と、思ってそこの商店主に話を聞いたら、商店街の活性化のキャンペーンだとかで、“ラブサンシャイン”と、呼ばれて居て、実際に放映されていた全国的に有名な、内浦の高校に通いながら、将来のアイドルを目指す9人の少女達を描いたアニメだと聞かされた。
その折、その効果は絶大で、商店街の売り上げも、年間一億円以上に達したとの事であった。
そんな事も忘れて、数週間前に、又NHKの番組を見ていたら、内浦地区を中心に、県外からの若い人達の移住者が増えていて、34年振りに、転入が、転出を超えた由。
 若い人達や、子供連れの若いカップルの人口も増えたとの事であった。確かに最近土日、祝日にはいわゆる“聖地巡礼”とかで、若い男性を中心に、カップルも多数見掛けるようになった。TVのアニメも再放送されて居て、沼津駅前や、淡島ホテルなどの描写は秀逸である。物語の範囲も拡大していて、土肥辺りまで含まれている様だ。
移住してきた若者らによると、『東京や、大阪辺りから新幹線で往復する費用を考えると、沼津は風光明媚で温暖な気候だし、移住した方が安上がりだ。』との事。TVに出演した沼津市長も、『幼児や、小、中学生への育児手当ても近隣の市町と同レベルにまで引き上げ、その効果も有るのだろうと。』との事、一商店街と、沼津市がタッグを組んでの街おこしも今のところ大成功というところか。この移住者の増加が一時のブームで終わらない事を祈るばかりである。
 それにしても、アニメ効果恐るべし!