「段飾り」 沼津市内

   神尾 一  2021年2月7日 撮影

■撮影者コメント
 一昨年、昨年は色々有ってお雛様を飾るのも忘れていたが、今年は2年振りに物置から段飾りのお雛様の道具一式を引っ張り出して、家内と二人で半日掛かりで飾り付けた。娘の祝いに買ったのに、肝心の娘は異国の地に住み、10年に一度位しかご対面は叶わず、何とも可哀想なお雛様達ではある。それでも、毎年親戚や、家内の知り合いの娘さん達が見に来てくれるので、主役不在でのひな祭りは続けられてきた。座敷に飾るのは何とも手間が掛かり、細かい道具などの配置はいい加減であるが、緋毛氈に飾られたお雛様を見ると華やかで、こちらの気持ちまで明るくしてくれる。特に今のコロナ禍の中では、大いなる心の癒しを与えてくれる。