「モバイル・カフェ」 沼津市内

     神尾 一  2021年3月 撮影

■撮影者コメント
 東京の渋谷や、原宿等では随分前から見掛けたが、沼津の様な地方都市では未だ珍しく、最近になって見掛ける機会が多くなった。”コロナ禍”で出歩く機会が激減し、飲食店も壊滅的ダメージを受けて居る様であるが、この移動式のキッチンカーは、コーヒーが専門ではあるが、軽食も取り扱っているので、近くの銀行員や、商店の店員なども買いに来ているようだ。狩野川沿いの幅の狭い遊歩道にオープンしているが、沼津市も協力している様で、電源は近くの電信柱から引いていた。オーナーに話を聞いたら、週に一回、近隣の商店が休みの日に開いていると言う。共存、共栄を図って、沼津市の活性化を図っているようだ。店の周囲には、2,3個の木製テーブルと、椅子も用意され、コーヒーやサンドウィッチ等も販売しているようだ。川の堤の上だから風通しも良いし、何よりも景色の良さに心も和む。同じ様なモバイル・カフェがもう一軒有って、こちらは毎月一回やって来る、御殿場の有名なコーヒー店が運営していると言う。この様な店が増えれば街中にも若い人達や、若いママさん達が大勢訪れる様になり、沼津の街も元気になるだろう。