「昭和レトロ」 沼津市内

      神尾 一  2021年5月 撮影

■撮影者コメント
 コロナ自粛で人通りの絶えた商店街の一角に、昔懐かしいセルロイドやブリキ製のおもちゃを売る店がポツンと一軒有り、店主と思しき人が開店準備をしていた。以前見掛けた人とは違うので、オーナーが変わったのかも知れないが、表の看板や、店内の駄菓子類は以前のままで、何処か昭和の香りが残る不思議な店である。どんな客層が来るのか分からないが、祖父母に連れられた幼児達か、小学生たちが来るのであろう。それにしても、最近のTV番組や、アニメソング界では昭和40~50年代の作品を多く見聞きする機会が多いのは、やはり昭和と言う時代は世界大戦が有り、戦後の奇跡的な復興と言う山あり、谷有りの激動の時代であった為であろうか。平成、令和世言う時代が不毛の時代とは言わないが、日本が再び昭和の輝きを取り戻して欲しいと願う今日この頃である。