「セミ取り授業?」 沼津市内の小学校

        神尾 一  2021年8月6日 撮影

■撮影者コメント
 買い物に出かける途中で、余りに熱いので小学校のグラウンドを突っ切ってショートカットしようと思い、中に入ったら、校庭の隅の桜の木が立ち並ぶ辺りが何やら騒がしく、5,6人の学童とおばさんが木の上を見上げている。最近では珍しくなったセミ取りをしている様だなので、近寄っておばさんに話しかけたら、この方は学童保育の先生で保育の一環らしい。それにしても子供達のセミ取りが余りに下手くそなので、つい余計なお世話で手を貸してしまった。網の構え方も駄目だし、取り方も知らない様で、男の子なのに、『手で掴むのが怖い!』なんぞと言う始末。昔はセミ取り専用の網を自分で手作りして、友達と捕まえたセミの数を競い合ったものだが、そんな事は今や遠い夢。それにしても、猛暑の中、「学童」の先生もこんな事までやらされるとは大変な世の中になった物だ。