「年の瀬」 沼津市内 

   神尾 一  2021年12月29日 撮影

■撮影者コメント
 今年も又、コロナに始まり、コロナに終わった一年間であった。何とも季節感の無い、閉塞感にさいなまされた嫌な一年間であった。それでも町の人々はいつも通り、来るべき年に希望を抱いて新しい年を迎える準備をして居る。日本人のこの様な生真面目さが、ファクターXの存在よりも、欧米諸国に比べると、はるかに少ないコロナの感染者数に繋がっているのかも知れない。この店も先代から続くと言うから、50年以上は経っていると思うが、最近はやりのリニューアルとは無縁で、周囲の新しい商店よりも重厚感が有り、昭和の懐かしい香りが漂って居て、何故か心温まる物を感じる。