「黄昏れ詣で」  三島市 三嶋大社

       神尾 一  2021年1月1日 撮影

■撮影者コメント
 オミクロン株の感染拡大の兆候も有り、今年も初詣は取り止めようと決めて居たのに、元日の14時頃にボストンの娘からLINEの動画で連絡が来て、上の孫の大学受験が上手く行く様に三嶋大社へ行って、合格祈願を絵馬に書き込んで三嶋大社に収めて来て欲しいとの事。こちらも高齢者二人で家の中で時間を持て余していたので、家内と二人で思い切って出掛ける事とした。途中の道路も、境内も予想以上に混んでいて、参拝もそこそこに済ませて絵馬の売り場へ向かう頃には、辺りはすっかり日が落ちてしまった。勿論こんな時間に来た事は無いので、辺りの雰囲気が何となく何時もとは異なり、正に”逢魔が時”の怪しい雰囲気。明かりの点るテント内の巫女さん達も何か手持無沙汰な様子で佇んでいた。果たしてアメリカ人の大学合格祈願を日本の神様が聞いて下さるか否かは疑問ではあるが、17時頃には、何とか日本のジジ、ババとしての責任は果たす事が出来た。