「社殿彫刻」  赤堀 末夫

選評 : 関東本部副委員 鈴木 文雄

 神社の守り神の四神、西に白虎、東に青龍、北に玄武、南に朱雀と四方の彫像ですが北の玄武がありません、亀と蛇の神様で高松塚古墳の壁画に現存しているそうです、露光間ズームでの撮影で周囲をぼかして更に強調されています、このような被写体は何か工夫をしなければ記録写真になってしまいますがこれは一つの表現だと思います。神社には様々な彫像があると思いますので3枚で終わらず撮り続けて作品に仕上げてみたいですね。