「威風堂々」  渡邊 修一郎

選評 : 本人コメント

長野県南部の伊那谷に写真を撮りに出掛けた居りに、一本の桜の巨木が目に留まった。長い年月風雪に耐えた巨木の迫力に圧倒されつつ、近景に桜,遠景に残雪の南アルプスを取り入れ、奥行き感を出すとともに、春のうららかさを表現したかった。10m以上の高さの古木で,この木にもどんな物語があるのか、思いを巡らしながら撮影した。