「鐘の鳴るころ」 辻村 光裕

選評:全日写連関東本部副委員  鈴木文雄

お寺の鐘が鳴る時刻の暮らしの様々な様子を切りとり表現しています。この時代、お寺の鐘が鳴るのを思うのは除夜の鐘でしょうか。家路に向かう中学生、鐘を突く子供、自転車に乗った子供たちの影、日が暮れる前のそれぞれが良く表されています。