「にらみ合い」 渡辺行康

選評 : 全日写連関東本部委員 藤田寛司

 にらみ合いなのでどちらにもブレなくピントを合わせましょう。提灯はレタッチでもっと暗く、そうすると写真を見る人の目線が主役に向かうでしょう。県の広報誌の審査でも広報富士宮がこのシーンの写真をいっぱい応募してきましたが、皆 提灯が白トビしていて撮るのは難しいんだなと思いました。この作品も上部をカットして提灯の面積を減らすと、ぐっと演者たちが際立ってきます。