「共に過ごした人に」   野﨑 三郎

 蝋燭の灯った仏壇を前に、一人と三人の座り位置で、皆が手を合わせながら語らっているのはどなたかを偲んでいるのかもしれません。扇風機やポット、富士山カレンダーなどの生活感が日常の中の一コマをうまく描写しています。