「流れる」 水野隆子
選評 : 全日写連関東本部委員 中村明弘
トンネルのような通路を人や自転車が通り抜けていく。その姿が逆さまになって天井に映っている。実像と虚像が、手折り両面鏡のようになって離れ難く一つの世界を見せている。境目に在る左右の光の「棒」は、見る者の目線を奥へ奥へと引きずり込んでいく。そのことによって天井の虚像はいよいよ浮き上がり浮遊し始める。現実と幻想…。作者が描こうとした世界が、確かにここにはある。

選評 : 全日写連関東本部委員 中村明弘
トンネルのような通路を人や自転車が通り抜けていく。その姿が逆さまになって天井に映っている。実像と虚像が、手折り両面鏡のようになって離れ難く一つの世界を見せている。境目に在る左右の光の「棒」は、見る者の目線を奥へ奥へと引きずり込んでいく。そのことによって天井の虚像はいよいよ浮き上がり浮遊し始める。現実と幻想…。作者が描こうとした世界が、確かにここにはある。