審査が終わりました!

12月9日、秋季大撮影会の審査が行われました。審査員は写真家の榎並悦子氏。審査のお手伝いとして県本部から中村勝利委員長、横井守副委員長、中村明弘事務局長の3名が参加しました。

コンテスト応募者は91名(参加者108名)。応募率は84%。応募作品数は607枚と、一昨年の516枚、昨年の576枚を上回りました。

審査は、午後1時半から行われました。審査をしてくださる榎並悦子氏は、アサヒカメラの月例コンテストの審査でもおなじみの方ですが、県本部主催コンテストの審査は初めてということで、お手伝いする私達も緊張していましたが、優しい笑顔でコンテストの状況や県本部撮影会のこれまでの経緯などを聞かれたりしながら、ゆっくりと第一次審査が始まりました。作品は圧倒的に「三嶋大社の七五三参り」ものが多く、その次に「楽寿園の菊祭り」、そして「水辺の風景」という具合でした。榎並さんは、一人ひとりの作品をじっくり見て、その中から1枚、あるいは2枚、3枚と選ばれていました。それら応募者91人の第一次通過作品が並べられた後、少し休憩を取りました。

東京はその日、朝の雪。たいへん冷えたのですが、審査会場は暖房と審査の緊張とで、顔が少し火照るほどの温かさ。ペットボトルの冷たいお茶が緊張を解かせ、榎並さんを囲んでの和やかな団欒のひと時となりました。榎並さんの写真活動のことやら、最近話題の「合成写真」のことなどで盛り上ったところに本部事務局長の朝日さんが登場。それをきっかけに審査は第二次へと進んでいきました。ちなみに、県写真展の審査はこんな時間は一切取れません。なにしろ、そちらは3部門、3000枚ですから・・・。

審査の過程で榎並さんが話されたことの一つに「風格のある写真」という言葉が心に残りました。シャッターチャンス、切り取り方、プリントの仕上がり・・・、そしてなんと言っても「写真の内容」。その写真から受ける「風格」というものがあるんだということ。学ばせてもらいました。

今回初めて審査のお手伝いにはるばる浜松から参加してくださった副委員長の横井さんからその日の夜に届いたメールをご紹介します。

「選者によって作品を見る目は違うのでしょうけれども、拾い上げられる作品は流石に良いものばかりで勉強になりました。」

なるべく早く、審査結果をお届けします。お楽しみにお待ちください。

審査風景