展覧会 『没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖』

狩野派絵師にして写真師。幕末から大正を駆け抜けた、「写真元祖」波乱の生涯。(同展チラシより)

■6月10日(火)~7月21日(月・祝)

午前10時~午後5時30分(入室5時まで) 休館日/毎週月曜日(最終日7月21日は開館)

■静岡県立美術館(静岡市駿河区谷田53-2)電話054-263-5755

■観覧料/一般700円、70歳以上400円、大学生以下無料

私たち全日写連、静岡県の会員にとっても、下岡蓮杖は、「日本の写真開祖の一人」と、おなじみの人物ですが、詳しくは知らないという方が多い(私も・・・)のではないかと思います。蓮杖は下田出身の方ですから、下田支部のみなさんにとっては、きっと身近な先輩、といったところではないかと思われますが・・・。

そこで、この展覧会をご紹介させていただきます。

また、会期中のイベントの一つとして、木下直之氏の特別講演会「浅草の変人奇人、下岡蓮杖のこと」が開かれます。

■6月28日(土)午後2時から3時30分

■会場/県立美術館講座室(定員60名)

■申し込み不要、先着順

※ 木下直之氏は「世の途中から隠されていること・近代日本の記憶」(晶文社)「美術という見世物」(平凡社他)などの著作があり、表面には見えない、知らされないような事実、真実に向ける彼の目には驚かされます。数年前、写真家土田ヒロミ氏来静の折、氏から木下さんのことを紹介していただいたことを思い出しました。私たち、写真をやるものにもきっと参考になるのではと思います。

(事務局 中村)