「ファミリー」  勝又暎子

講評:全日写連関東本部委員長 江連康晴

夏の風物詩であるヒマワリを背景に記念写真に興ずる家族。猛暑続きの中での撮影ですが、なぜかさわやかさを感じる情景です。少子化のなか3人の子供たちとの触れ合いから、昔の自分の環境時代を思いだしていました。背景の雲の並びも画面構成の中で効いています。この作品の中には、カラーならではの三原色(赤・青・黄)が含まれていますのでより色の効果が発揮された作品となりました。