「共生」 小原秀司

講評 : 土田 ヒロミ

 龍のように立ち昇る藤の幹。それに交わるのは縦横の直線。曲線と直線、自然と人工が複雑に絡まっている面白さだ。上部の方形の藤棚が縦に下がっているようにフレーミング。この不自然さが面白さを加増している。