「祭りの日」 鈴木静子

講評 : 土田 ヒロミ

安来節の舞台を終えてホット一息というところか。仲間と「まぁまぁだったよね~」などと声を掛け合う陽気なおばさんの表情をよく捉えている。その柔らかな表情に対して、周辺のごたごた角張った空間が、柔らかい表情を一層引き出している。