「少女」 大川幸江

 素朴で抱きしめたくなるような愛らしい少女と「野良」という意味不明なカンバンとのコントラストが絶妙。日陰に少女を配した構成によって、服とカンバンの枠の同調するブルーが浮き立ってくる。つかず離れずの距離感も味わい深い。