「秋の陽」 樋田  進

 中心のない緩いとも言える印象の画面づくり。しかしこれが三枚並ぶと、得も言われぬ雰囲気を醸し出してくる。それぞれ秋の陽差し、空気感がさり気なく捉えられていて、じわりじわりと胸に染みてくる。