「春を告げる山焼き」  伊東市

      竹之内範明  2021年2月14日 撮影

■撮影者コメント
 2月14日、風もなく穏やかな日和に恵まれて、コロナ対策のため一部規模を縮小しつつ、大室山の山焼きが行われました。この山焼きは、伊豆に春の到来を告げる700年からの伝統行事。
 麓の「桜の里」では早咲きの桜も咲き始め、大勢のマスク姿の観光客が、あっという間に真っ黒な山肌に変わっていく壮大な山焼きの様子を見守っていました。
 やがてお椀型をしたスコリア丘の山肌は、若草色から深い緑色へと季節の変化に応じたグラデーションを見せてくれることでしょう。