「木洩れ日」 大石 薫

講評:土田ヒロミ

 まつりが木洩れ日にスポットライティングされている。周辺の暗部が鎮守の杜の空間の深さを感じさせると同時に、人の命の儚い存在をイメージさせられるところがある。特に(中)は、遺影か?まつりに功労あった人の顕彰であろうか。遺影が地面にとは、不自然だが作者の演出に違いない。イメージを最初に構成し作り上げてゆく力量がある人のようだ。