「絶景に惹かれて」 勝又説夫

講評:土田ヒロミ

 何時も遠望することの多い富士だが、この距離は、手が届くような錯覚を覚えるイメージだ。そんな絶景に興奮して駆けだした、ということではないだろうが、上手くだまされたいと思うほどだ。多くの中のカットからのセレクティング能力の高さが感じられる。